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熱絞り紙容器 とは、ケイジズオフィスの金指恵司 氏、(株)くらまえの大原康弘 氏が発明した製品(※)で、1枚の板紙を金型で熱プレスする独自の技術を使い、様々な形の紙容器を作り出している。
※製造元・販売元:アイパックス イケタニ株式会社 東京営業所

今回、お目にかかった場所は、「紙のまち」富士市で開催された「ものづくり力交流フェア」。
会場には、様々なアートが施されたまゆ玉型の紙容器が展示されていた。

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素材は、プラスチック原料を含まない独自開発の板紙が使われており、二次カットもなくほぼ垂直に近い状態で成形。
曲面もシワとかとても少なく、美しく形作られている。

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容器の内側

主な用途として、お弁当や総菜、デザートなど入れる容器や、部屋の備品、アクセサリーなどを入れる箱、店頭の商品を置いて飾るのにも使えるようだ。
要望によって様々アートが施せるので、ノベルティとして用意するのもよいかもしれない。
デスク周りの整理整頓、美観の向上にも役立ちそうだ。

【取材・文】
編者(ものシンク