
樹脂部品 メーカーのダイキョーニシカワ(株)。
今回も過去と同様、 人とくるまのテクノロジー展 にて様々なインテリア、エクステリア部品を展示してきた。
目玉はこちらのインテリアコンセプトモデル。
運転席というより音楽や映画を楽しむAVルームのようで、可動式のステアリングやダッシュパネルが収納され、内装透過式のメーター、ランプが全て消灯すると、その印象は一層強まる。
例えば自動運転車にこのインテリアを採用すると、それこそ部屋ごと移動するような感覚に襲われるかもしれない。

このモデルで、ダイキョーニシカワが拘ったポイントが”心地よさ”。
それを実現すべく、表皮の触感や使用部位に合わせた心地よさの追求に、ディスプレイやアームレスト等から繰り出す様々なコンテンツや新感覚の操作アクションと、光と香を最適に調和させた快適空間の構築が図られている。
これらの技術だが、尖鋭性や実現性の面で自動車メーカーからも高い評価を得ているようだ。
もしかしたら、次の新型車開発で採用される技術があるかもしれない。
車好きな方は、ぜひこのインテリアを覚えてもらいたい。


【取材・文】
編者(ものシンク)
【取材協力】
ダイキョーニシカワ(株)
公益社団法人自動車技術会