
Recycled rubber can be reborn into a variety of different parts.
These shoes are made from recycled waste rubber that has been “devulcanized and regenerated.”
This is a prototype model from Toyoda Gosei Co., Ltd. of Japan.
They are currently considering new business models that leverage this.
主に合成ゴムや合成樹脂を使った製品開発を行う豊田合成(株)では、 SDGs に合わせた取り組みも進められている。
今回、独自開発の脱硫再生ゴムの活用事例として、 3D プリンタで製作されたシューズが参考出品された。
いかにも通気性の高そうなメッシュと、ビーチサンダルっぽいデザインが組み合わさっているが、
素材に用いられたのが、廃ゴムを「脱硫再生」してリサイクルした脱硫再生ゴム。
分子結合による独自の切断技術を用いる事で、再び原材料として使えるようになっている。
資材価格の高騰に悩まされる昨今だが、普及が進めばその悩みも解消されるかもしれない。

現在は、ウェザーストリップといった自動車用部品の製造で使われているが、豊田合成では今回のシューズのように、他方面での活用も模索している。
何かアイディアをお持ちの方は、問い合わせてみてはいかがだろう?
【取材・文】
編者(ものシンク)
【取材協力】
豊田合成株式会社
一般社団法人 日本自動車工業会