
Team Building is good for the organization.
The Japanese “Virtual Motorsport Lab” believes self driving racing can help with that.
多くの企業が取り組むチームビルディングだが、それに対して Virtual Motorsport Lab では、自動運転レースへの取り組みをプロセスへ組み込む事を提案している。
一見、自動運転するレーシングカーが競い合う光景をイメージするが、こちらはバーチャル空間で行われるレース。
走行プログラムを参加者自身が思考しながら組み立て、それを使ってマシンを走らせるというシステムで、製品化を前提に、ソフトウェア開発、シミュレーション検証、データ解析や実際の走行シミュレーション、ラップタイム計測といった工程を繰り返し実施する構成となっている。
このシステムを設計したのは、大手自動車メーカーでレーシングカーや自動運転システムに携わったエンジニア。
楽しみながら自動運転や最新の AI 活用事例を学ぶ事をコンセプトとしており、社員研修やチームビルディングの強化、教育プログラムにも使ってもらうおうと、実業務で生かせる要素も盛り込まれている。
これまでに大会や社内研修が数多く開催されており、大学や学会での採用実績もあるという。
その層も年配から若年層、社会人から中高生までと幅広く、どこからも高い評価を得ている。
大会参加は個人、法人問わずで事前知識不要、オンライン開催のみで初心者大歓迎とある。
腕に覚えのある方は参加してみてはいかがだろう?
【取材・文】
編者(ものシンク)
【取材協力】
Virtual Motorsport Lab
ジャパンモビリティショー
一般社団法人 日本自動車工業会