小型モビリティ ダイハツの「e-SNEAKER」をちょい乗り – ジャパンモビリティショー 2025

20251120_小型モビリティ_e-sneaker_試乗_ジャパンモビリティショー_01

小型モビリティ が提案されて以降、車種ラインナップも増えて様々な選択肢が登場している。
これまで喰わず嫌いな感じで避けていたが、さすがに体験だけはすべきと思い、ジャパンモビリティショー 2025 内の簡易試乗コースで試してみる事にした。

20251120_小型モビリティ_e-sneaker_試乗_ジャパンモビリティショー_02

今回乗ったのは ダイハツ の「e-SNEAKER」。
てっきり特定小型原付と思っていたが、そうではなくシニアカーに分類される。
特定小型原付は車両扱いだが、こちらは歩行者扱い。
歩道のみ走行でき、車道走行はNG。
年齢制限なく免許、ヘルメットも不要となっている。

20251120_小型モビリティ_e-sneaker_試乗_ジャパンモビリティショー_03

こちらが試乗コース。
全長100mくらいで2周ほど周回する。
途中、給電レーンと太陽光発電レーンが設けられていたが、通過した際のヴィジュアル演出のみで機能自体はしない。

さっそく走行開始。
スロットルを開けると、早足のような速度で走り始めた。
レスポンスはスムーズで、すぐに最高時速6kmまで到達する。
旋回も不快に感じる事なく、自然と曲がってくれる。
気になったのが減速で、ブレーキの利き方が唐突に感じた。
少しでも雑に扱うとカックンブレーキとなりそうで、人によっては慣れが必要となるかもしれない。

20251120_小型モビリティ_e-sneaker_試乗_ジャパンモビリティショー_04

ところで、個人的にこんなモビリティが一台あると便利に感じたが、街、都会と言われる地域ならともかく、田舎で歩道と車道の区分けがしづらい所、白線が消えかかっているなど、道路環境の保守、管理が満足に行えていない地域では、一人一人がしっかり認識して扱わないといらぬ違反、事故が起こるかもしれない。
そのあたり、機会があれば地方の警察機関、行政、メーカーに話を伺えればと思う。

【取材・文】
編者(ものシンク
【取材協力】
ジャパンモビリティショー
ダイハツ工業(株)