[NEXT FORMULA PROJECT]現在までの進捗と今後に向けて – 人とくるまのテクノロジー展 2025

20250522_next-formula-project_進捗_日本自動車レース工業会_人とくるまのテクノロジー展_01

NEXT FORMULA PROJECT とは、JMIA(特定非営利法人日本自動車レース工業会)が進行中の国産レーシングフォーミュラカーの開発プロジェクト。
発表から1年が経過したが、モータースポーツファンをはじめ、ものづくり企業に対しても様々な反響を呼んでいる。
その進捗が気になるところだが、今回の人とくるまのテクノロジー展2025では、開発中のスケールモデルと戸田レーシング製のトランスミッションが展示されていた。

昨年、9月頃開催の学生フォーミュラ大会にモノコックを展示出来ればいいねと語られていたが、現状はプロトタイプカーの設計や部品などの段取り調整が終わったばかりで、これから色々と製造に着手していくようだ。
このままいくと秋口後半か、冬前半あたりのシェイクダウンになるかもしれない。

20250522_next-formula-project_進捗_日本自動車レース工業会_人とくるまのテクノロジー展_02

気になるのは参戦カテゴリーだが今回も明言はなく、プロトタイプカーは、2026年のF1レギュレーションに沿って設計されているとだけ説明を受けた。
特にF1参戦を目指しているわけではなく、まずは最高峰のレーシングカー規格を基準とする事で、国産でどこまでのものが作れるかをコンセプトとしたようだ。
これには、今後のトップフォーミュラへの採用に向けたロビー活動において、選定者に対するインパクトも狙っているように感じられた。

現在の国内モータースポーツカテゴリーを見ると、スーパーフォーミュライタリアのダラーラ社によるシャシーのワンメイク供給が続いており、スーパーフォーミュラライツも同社の独占状態が続いている。
また海外だと、アメリカンのインディーカーシリーズやF1直系のF2、F3にも供給するなど、そのシェアと豊富な実績は並々ならぬものがる。

20250522_next-formula-project_進捗_日本自動車レース工業会_人とくるまのテクノロジー展_03
戸田レーシング製ミッションに加え、M-TECとGAZOO Racingの広告も展示。
採用されるエンジンも気になるところだ。

NEXT FORMULA PROJECT に挑む方々もそれは重々承知しており、それでもダラーラに負けないものを作りたい、日本のものづくりを世界に知らしめたいと意欲を燃やしている。
その成果が見れるのを心待ちにしたい。

【取材・文】
編者(ものシンク
【取材協力】
JMIA(日本自動車レース工業会)
公益社団法人自動車技術会

ものシンク
Privacy Overview

当サイトはUX最適化のためにCookieを使用しています。これにより再訪問を認識し、サイト内のどの部分が最も関連性が高いかを理解することで、継続的なコンテンツ改善に役立てています。
Our website uses cookies to optimize your user experience. This helps us recognize you on return visits and understand which sections of our site you find most relevant, allowing us to continuously improve our content.